カリフォルニア工科大学とNASAは、アルテミスII船長のリード・ワイズマン氏が2026年11月30日付でカリフォルニア工科大学の副学長補およびJPL副所長に就任すると発表しました。
カリフォルニア工科大学(Caltech)とNASAは、有人月周回飛行ミッション「アルテミスII」の船長を務めたリード・ワイズマン氏が、Caltechのアソシエイト・バイスプレジデント兼、南カリフォルニアにあるNASAジェット推進研究所(JPL)の副所長に就任すると発表しました。NASAは同氏を名誉宇宙飛行士で退役した米海軍大佐と紹介しており、二つの役職を2026年11月30日から務める予定です。NASAのジャレッド・アイザックマン長官は、ワイズマン氏には研究所をさらに前進させるだけの技術的判断力、運用経験、指導力があると述べました。
NASAによると、ワイズマン氏はJPLの運営に関する戦略的リーダーシップ、管理、継続的改善を担い、NASAに代わって研究所を運営するCaltechと、組織計画、マネジメント、コンプライアンスの面で緊密に連携します。また、JPLのミッション遂行に関するセンター・マネジメント・オーソリティとして、NASAの要件に沿ってミッション支援機能の運用上の卓越性を確保し、国家安全保障関連プログラムにおける研究所の主要な窓口も務めます。JPLはNASAで唯一の連邦政府資金による研究開発センターで、Caltechによる創設から90周年を迎えようとしています。
NASAによれば、ワイズマン氏は2009年に宇宙飛行士団に加わり、2014年の第41次長期滞在で国際宇宙ステーションのフライトエンジニアとして165日間勤務し、2016年にはNASAの第21回極限環境ミッション運用(NEEMO)の船長として水中居住施設で8日間を過ごしました。2020年12月から2022年11月までNASAの宇宙飛行士室長も務めました。アルテミスIIでは、ビクター・グローバー、クリスティーナ・コック、ジェレミー・ハンセン各氏とともに月周回飛行で695,081マイルを移動し、NASAは人類が到達した最も遠い距離だと説明しています。JPLのデイブ・ギャラガー所長は同氏が指導陣を強化すると述べ、ワイズマン氏はこのミッションがCaltechとJPLの野心的な取り組みへの出発点だったと語りました。



